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本学は、文部科学省の「女性研究者支援モデル育成」事業に採択され、学内各機関と連携して、ワーク・ライフ・バランスの視点から女性研究者支援策を推進するとともに、男女教職員全ての働きやすさを推進しております。
文部科学省の女性研究者支援モデル育成事業の平成20年度新規採択課題として、東海大学の提案課題「産学協働女性キャリア支援 東海大学モデル」が採択されました。
この文科省事業は「女性研究者がその能力を最大限発揮できるようにするため、大学や公的研究機関を対象として、女性研究者が研究と出産・育児等を両立するための支援を行う仕組みを構築するモデルとなる優れた取組を支援する」(文科省資料)ことを目的に、平成18年度から実施されているものです。
本学では平成17年8月から、全教職員がワーク・ライフ・バランスを達成できる環境を構築することを目標に、セミナーの開催など様々な活動に取り組んで参りました。平成19年度には学長直轄機関として「ワーク・ライフ・バランス推進室」を設け、さらに平成20年度は男女共同参画宣言を制定して、女性研究者の支援プログラムを積極的に進めてきました。
平成20年に採択された本学の提案は、こうした活動・組織を基盤に女性が働きやすい環境を構築し、女性研究者の研究競争力を向上させてアカデミックキャリアの形成を支援して、女性研究者の増員を図ろうというものです。また、産業界との人材交流や共同研究も積極的に導入し、社会への働きかけや、継続的な人材育成もめざします。
具体的な支援策としては、1)女性研究者および次世代人材の産学協働型キャリアパス形成 2) ライフイベントに対応したワーク・ライフ・バランスの総合支援 3) ワーク・ライフ・バランスを考慮した勤務体制の見直し 4)学内の意識改革と啓発活動 5)学内外への情報発信活動(九州から北海道まで、日本全国に広がる全10キャンパスを基点にしたイベント等の開催を通じ啓発及び情報発信活動)の5項目を柱に据えて実行してきました。
東海大学では平成20年に、学長室に「ワーク・ライフ・バランス推進室」を設置し、学内での男女共同参画推進の一環として、本格的に女性研究者支援体制の整備に取り組んでまいりました。設置当初は湘南キャンパスを中心に、理工系の女性研究者の育成に力を注ぎ、現在は全キャンパスの学生、教職員を対象にこの取り組みを広げています。
少子高齢化や人口減少による国際競争力の低下といった社会問題を解決するために、男女共同参画社会の実現が急務とされており、仕事と生活の調和を図る「ワーク・ライフ・バランス」への関心が急速に高まっています。
本学では2005年から学内で、男女共同参画への本格的な準備を進めてきました。2005年に「男女共同参画ワーキンググループ」を立ち上げ、2007年には「ワーク・ライフ・バランス準備会」へと発展させて、外部見識者による「女性研究者向け研究支援・啓発セミナー」の開催や育児中(もしくは近い将来に育児の可能性がある)女性研究者を対象としたニーズ調査などを行ってまいりました。
「ワーク・ライフ・バランス推進室」では、若手女性研究者へのキャリア支援や勤務体制の整備、産業界に優秀な女性人材を輩出することを視野に入れた女子学生のインターンシップ奨励、活躍する女性研究者との交流促進などを行ってまいりました。
出産や介護、転勤といった生活環境の変化で、研究活動の中断を余儀なくされる女性研究者の現場復帰を支援する制度づくりや、復帰後に研究を続けられる環境整備など、産学共同による人材流動化のモデル構築をめざします。
広く女性研究者育成の道を開き、学内の理工系女性研究者の在籍比率も4.4パーセント(2007年)から5.7パーセント(2010年)まで引き上げることができました。
科学技術を担う人材の確保には女性研究者の育成が不可欠です。支援体制を整備し、活躍する女性研究者の姿を次世代の学生たちに伝えることで女性研究者の比率を増やし、科学技術立国としての日本の未来に寄与したいと考えています。

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東海大学では「東海大学男女共同参画宣言」を策定し、2008年4月1日付けでこれを制定いたしました。建学の理念を具現化し、大学の社会的責務を果たすべく、「男女共同参画社会基本法」の趣旨を踏まえながら、男女共同参画社会の構築に寄与して参ります。
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