「第9回Good Jobコンテスト」を開催しました

伊勢原キャンパスと医学部付属4病院(付属病院、付属東京病院、付属大磯病院、付属八王子病院)では、教職員を対象に「第9回 Good Jobコンテスト」を開催しました。業務のさらなる充実や効率化を図るため、毎年実施しているものです。サービスの向上や職場環境の改善、コストの削減を目指す「業務・職場環境改善事例部門」には25件の応募があり、11月20日に本キャンパスでプレゼンテーション審査を実施。12月11日に結果を発表し、Good Job大賞のほか優秀賞など7件を表彰しました。また、日々の業務の中で取り組んでいる「私のちょっとした工夫部門」には19件の応募があり、書類選考を経て最優秀賞1件と優秀賞5件が決定しました。

Good Job大賞を受賞したのは、医学部付属病院で医療機器の保守点検、管理を担当している深町和彦さん(診療技術部臨床工学技術科)が取り組んだ「ME室ホームページでがっちり!~わかりやすい医療機器情報発信へ~」です。深町さんは、6千台以上ある医療機器を安全・確実に使用してもらうため、各機器の取扱説明書や添付文書、安全情報、講習会資料などを掲載したホームページを病院内のポータルサイトに開設しました。紙媒体の資料をすべて電子化し、構成を刷新した講習会資料や各機器の写真とともに掲載。「速い」「見やすい」「わかりやすい」サイトを目指してページのレイアウトも工夫しました。病院内の端末から必要な資料をいつでも検索、印刷することが可能になっただけでなく、機器情報の共有化により問い合わせへの対応もスムーズになり業務が効率化。資料の印刷コストや人的労力が削減されたことも高く評価されました。

受賞について深町さんは、「医療機器に関する情報を迅速にわかりやすく発信したいと考えたことがホームページ立ち上げのきっかけです。取り組みを評価していただきうれしく思います」とコメント。「現在は使用手順やトラブル発生時の対応の動画配信を順次進めています。また、問い合わせの多い内容を開示して共有するほか、メンテナンスや修理中の機器の状況を閲覧できるようにするなど、サイトの充実を目指しています。今後もチームの一員として医療の安全に貢献したい」と抱負を話していました。

なお、「私のちょっとした工夫部門」の最優秀賞には、付属病院診療技術部放射線技術科の佐藤秀隆さんが取り組んだ「めざせ!イントラネットワークと自作プログラムでストレスフリー! X線TV室検査台帳作成プログラムの開発」が選ばれました。

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