医学部付属病院高度救命救急センターの辻友篤講師が洋上救急協力者として第三管区海上保安本部長から表彰されました

医学部付属病院高度救命救急センターの辻友篤講師が、洋上救急協力者として海上保安庁第三管区海上保安本部長から表彰され、2月8日に本病院で伝達式が行われました。海上保安庁では、海における事件や事故情報を通報するための緊急電話番号「118」にちなみ、毎年1月18日を「118番の日」と制定しています。この表彰は、海の安全確保に対する重要性を理解し、洋上救急活動に多大な貢献をした者に、同日付けで贈られるものです。辻講師はこれまで、数回にわたる緊急要請を受けて迅速にチームを編成。洋上で航空機に収容された重病人に対してすみやかに適切な応急処置を行い、患者さんの命を救いました。

伝達式には、第三管区海上保安本部警備救難部長の川越功一氏ら4名が来院。本病院の飯田政弘病院長や高度救命救急センターの猪口貞樹所長らが出席する中、川越氏から辻講師に感謝状が手渡されました。伝達式後には、出席者が洋上救急の現状や課題について意見を交換。川越氏からは、「東海大学には、洋上救急だけでなく救命救急士の研修などでもサポートしていただいています。引き続きご協力をよろしくお願いします」との言葉が寄せられました。

辻講師は、「洋上救急には、本病院の医師や看護師、臨床検査技師ら医療従事者をはじめ、事務職員や運転手といった多くのスタッフが携わっています。この表彰は、そうしたスタッフ全員に対して贈られたものと認識しています。今後も関係者と連携協力し、洋上救急に貢献していきたい」と話しています。

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