2014年度東海大学学長室セミナー「北の大地を学びのフィールドに」 を開催しました

1月26日に札幌キャンパスで2014年度東海大学学長室セミナー「北の大地を学びのフィールドに~地域と連携したリアルな現場が若者を育てる~」を開催し、教職員・学生・市民約40名が参加しました。

セミナーではNPO法人ezorock代表理事 草野竹史氏からボランティア活動を通して成長していく若者(学生)や地域連携活動(教育)の重要性についてご講演いただきました。

NPO法人ezorockは国内最大級の野外オールナイトロック・フェスティバル「RISING SUN ROCK FESTIVAL」における環境保全活動として「ごみを拾わないごみ対策活動」を展開。近年は米をリサイクルして作ったゴミ袋を配布し、ごみを出した人が 自らの手で分別することをスタッフがナビゲートし、従来のごみ拾いボランティアとは異なる「啓発ボランティア」という関わりを示しました。

ボランティア活動を行っていく上で、「対等な関係づくり」を重要視していると語る草野氏は「スタッフも事務局も、基本的に全員ニックネームで呼び合い、敬 語も必要ありません。会議においても年齢も性別も経験も関係なく誰でも思ったことを発言することで人材育成を行っています。日常的な”会議”が受身から主 体的な参加への”成長の場”となるのです」と締めくくりました。

講演後、参加者から熱心な質疑応答があり、盛会のうちに幕を閉じました。

2014年度東海大学学長室セミナー「北の大地を学びのフィールドに」 を開催しました