日露大学協会総会で山田清志学長が基調講演を行いました

2018年05月21日

5月19、20の両日、札幌市で初めて開催された日露大学協会総会(第7回日露学長会議)で、東海大学の山田清志学長が基調講演を行いました。同協会は、2016年12月に実施された日露首脳会談で安倍晋三首相とロシア・プーチン大統領の立ち合いの下、日露大学協会に係る合意文書が交換されたことを受けて設立されたものです。日本とロシアの高等教育機関における大学間交流の推進、学生交流の増加などを目的として、16年10月にモスクワで開催された第6回日露学長会議に参加した大学を中心に、両国から25大学が参画しています。

19日は北海道大学で、20日は京王プラザホテル札幌で開かれた総会には、日本側から本学や北海道大学、新潟大学など計23校、ロシア側からモスクワ大学や極東連邦大学など計13校が参加。本学からは山田学長をはじめ吉川直人副学長(国際・一貫教育担当)、国際教育センターの山本佳男所長、グローバル推進本部の山口滋部長、札幌キャンパスの網野真一キャンパス長ら教職員が出席しました。19日の会議では、今年度のテーマとして設定された「日露高等教育機関間の拡充―人材交流委員会の設置に向けて―」「日露経済協力に資する専門家の育成―専門セクション運営委員会の設置に向けて―」に関する発表が行われ、人材交流委員会と専門セクション運営委員会に関する議題について山本所長が出席し、関係者と意見を交わしました。

20日の冒頭に行われた基調講演では、まずモスクワ大学のヴィクトル・サドーヴィニチィ総長が登壇。25年にわたる日露学長会議の歴史や日露における新しい大学ランキングの構築、各大学における学長の機動性、情報化社会における大学の役割、デジタルインフラ整備の重要性など幅広く語るとともに、日露大学協会の枠組みにおける大型国際プロジェクトの実施などを提言しました。続いて山田学長が「ロシアの大学との学術交流の強化」と題して講演しました。本学が1960年代から続けてきた旧ソヴィエト連邦やモスクワ大学、極東連邦大学との交流の歴史を紹介。モスクワ大学などと実施してきた数々のシンポジウムや学術・文化・スポーツ交流、昨年度に文部科学省「大学の世界展開力強化事業(ロシア)」に採択された本学の事業「ライフケア分野における日露ブリッジ人材育成プログラム」について今後の展望を語りました。そのうえで、「私自身が30年に及ぶロシアとの交流で学んだのは、個人的な関係を構築し心を通じ合うことの重要性です。今日は、日露関係のさらなる飛躍が望まれるまたとない好機です。日露高等教育機関の指導者の皆さんには、各大学で教育研究交流をさらに発展させていただきたい」と力説しました。

その後は「人材交流」「健康医療」「地域開発」の3セッションで分科会も実施され、山田学長と山本所長が「健康医療」セッションに出席。山本所長が「ライフケア分野における日露ブリッジ人材育成プログラム」の詳細を紹介しました。

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