札幌キャンパスで「春学期学位授与式」を挙行しました

札幌キャンパスでは、9月21日にマルチメディアホールで「2017年度東海大学札幌キャンパス春学期学位授与式」を挙行しました。本学では春と秋の2回、札幌・湘南・熊本の3キャンパスで学位授与式を行っており、今年度は9月16日に熊本で、21日に札幌と湘南で実施。札幌キャンパスでは国際文化学部6名、生物学部2名の計8名が卒業しました。

当日は、建学の歌を斉唱したあと、出席した3名の学生に網野真一札幌キャンパス長(生物学部長)から学位記を授与しました。続いて網野札幌キャンパス長が卒業生に向けて、「2017年度に建学75周年を迎える本学は、20世紀に創設された大学です。20世紀は科学技術の発展により暮らしが豊かになり、人類の英知によって恒久的な平和がもたらされると誰もが信じていた一方で、2度の世界大戦を経験した戦争の世紀でもありました。本学の創立者・松前重義博士は太平洋戦争での敗戦で日本が落胆の底にあった昭和21年7月に雑誌『望星』を発刊し、本学の建学の精神である「若き日に汝の希望を星につなげ」という言葉につながる考えを示しました。前を向いて希望の星を掲げ、逆境にめげず、たくましく人生を生きよと諭しているのだと思います。今日、本学を卒業する皆さんにも、母校にはこうした歴史があることを胸に刻み、希望高く前に進んでいただきたいと思います」と語りました。その後、全員で校歌を斉唱し、教職員らと記念写真を撮影して卒業を祝いました。

会場を移して開かれた祝賀会では平木隆之国際文化学部長が、「今日得ることができた”大卒”の切符を、皆さんの人生が幸せになるように使ってください。大学を出ているからこそ見える世界もあると思います。もし迷ったときはここに帰ってきて一緒に考えましょう」とエールを送りました。その後は食事を囲んで卒業生が教職員や保護者らと思い出話に花を咲かせる姿もありました。

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