学生有志5名が福島県南相馬市でボランティア活動を行いました

学生有志5名が福島県南相馬市でボランティア活動を行いました

情報理工学部コンピュータ応用工学科3年次生の有志5名が、6月16日から19日まで福島県南相馬市でボランティア活動を行いました。

ボランティアを行ったのは三好祏史さん、高橋稀一さん、粕屋怜司さん、浅野雅人さん、浜島卓也さんの5名。東日本大震災の被災地に関する報道が少なくなっ てきたことを懸念した三好さんと高橋さんが、「被災地の今を自分たちの目で確かめよう」とボランティアで福島県を訪れることを計画し、それに賛同した3名 が活動に加わりました。5名は6月上旬から各地のボランティアセンターに電話をして情報を収集。南相馬市生活復興ボランティアセンターを拠点として活動す ることを決めました。

16日に湘南キャンパスを出発し、南相馬市生活復興ボランティアセンターに到着。現地のボランティアリーダーの指示のもと、5名が1グループとなって民家 を回り、がれきやヘドロの撤去、草取りなどを行いました。移動の途中では津波に破壊されたまま放置された道路や車、立ち入り禁止区域など、復興が進まない 被災地の現状を目の当たりにし、立ちつくす場面もありました。また、夜には温泉で一緒になった地元の人やボランティアに訪れた人たちと、「どのように復興 していくべきか」や「原発の被害」などについて語り合いました。

学生たちは「被災地の現状に触れ、普通に生活していた自分たちの日常との違いに驚き、ショックを受けました」「震災以来、何度もボランティアに訪れている 人や現地の人と話すことで、報道されている内容と現実との違いを実感しました。もっと被災地に心を寄せていかなければという思いが強くなりました」「被災 地では一人でできることに限界がある。人と協力することの大切さを今回ほど痛切に感じたことはありません。今後も被災地のためにできることを考えていきた い」と語っています。

学生有志5名が福島県南相馬市でボランティア活動を行いました