KMITLの音楽工学科と本学の学生による交流会を開きました

5月25日に湘南キャンパスで、タイ・モンクット王ラカバン工科大学(KMITL)工学部音楽工学科と教養学部芸術学科音楽学課程の学生と教員による交流会を開きました。これは音楽に関する教育研究分野での大学間の連携強化に向けて話し合い、学生同士の交流を深めようとKMITLの一行が本学を訪れたことにあわせて実施したものです。

交流会では、最初に本学の声楽と作曲、器楽の各コースに所属する学生が楽曲を披露。その後、KMITLの学生がタイで有名な楽曲や谷村新二作曲の「花」などを演奏しました。最後には、教養学部の戸谷毅学部長が、「本学とKMITLはこれまでにも、工学分野を中心に交流を深めて来ました。それがさらに音楽分野に広がり、学生同士の交流が今後深まることを期待しています。これからも頑張ってください」と激励しました。また前日の24日には、音楽学課程で開講している音楽編集の授業や施設の見学も実施しました。

引率したピタック・タムワリン副学長(音楽工学科主任)は、「学生たちは普段、音楽制作にかかわる機器の操作などをテキストにしたがって学んでおり、演奏を通じた交流は大きな刺激になったと思います。今日のイベントが関係強化に向けた第一歩になると期待しています」と語りました。

当日は、湘南キャンパスで活動する吹奏楽研究会の一員として昨年タイを訪問した学生も参加しており、「遠征の時に知り合った友人とも再会することができてうれしい。他の国の文化や楽器への理解を深めることは、とてもプラスになると期待しています」と語りました。またKMITLの学生は、「東海大学でも勉強したいと思うほど、充実したプログラムでした。日本の生活やタイとの違いにも触れることができました」と笑顔を見せていました。

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