3年次生・修士1年次生対象の「就職ガイダンスPart2」を開催しました

湘南キャンパスで10月2、3日と5、6日の4日間にわたって、2号館小ホールで3年次生と修士1年次生を対象とした「就職ガイダンスPart2」を開催しました。来年3月に企業の採用情報が公開され、本格的な就職活動がスタートする3年次生と修士1年次生に、これからやるべきことや大学の支援体制について説明することが目的です。前半2日間は文系、後半2日間は理工系の学生が参加しました。

工学部の7学科と理学部を対象とした5日のガイダンスには約800名が参加。はじめにキャリア就職センターの水島久光所長(文学部教授)があいさつに立ち、「今日のガイダンスは”就職への作戦会議”というサブタイトルがついています。作戦とは、目的を達成するために立てる戦略のこと。卒業後、どのように生きていくかは一人ひとり異なりますから、今日のガイダンスを聞いて、自分の目標達成のために残り5カ月をどう過ごすかしっかりと考えてください」とエールを送りました。

続いて水島所長とともに、就職支援サイト「あさがくナビ」を運営する株式会社学情の番場裕氏(学校企画部副部長)が登壇し、近年の職種別の求人倍率などを紹介しました。番場氏は、「2020年に東京五輪を控えていることから建設業の求人倍率は11倍をこえています。一方、マイナス金利の影響で金融業界はここ数年、採用数を減らしています」と説明。さらに、「企業の採用情報公開までの残り5カ月間にやるべきことはなんでしょうか?」という水島所長の問いに、「まずは20年の人生を振り返って、どんなときにうれしかったか、充実していると感じたかなど、自分自身を研究してみてください。その後、業界や企業を調べていけば、自分にあった仕事が見つかるはずです。3月1日の情報公開日を過ぎると、エントリーシートや会社説明会に終始し、そんなことを考えている暇はありませんから、今のうちにしっかりと準備をしましょう」と語りました。

その後、キャリア就職センターの職員が、大学で開講している「SPI対策講座」や「就職応援講座シリーズ」などの支援行事を紹介。今年度から電子化された進路登録カードの入力手順なども説明しました。参加した学生たちは、「まだ志望する業界に迷っているのであせりもありますが、今日のガイダンスを聞いてできることから準備していこうと感じました」「就職活動を始めているつもりでしたが、まだまだ頑張らないといけない」「進学を希望していますが、いずれ就職活動をしなければいけないので、いまのうちからノウハウを聞けてよかったです」とそれぞれ決意を新たにしていました。

なお、2日は株式会社リクルートホールディングス、3日は株式会社ディスコ、6日は株式会社マイナビの担当者が来学し、水島所長とともに学生たちにアドバイスを送りました。

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