「【研究の峰】ユニット形成に関する説明会」を開催しました

東海大学研究推進部では10月21日と28日に湘南キャンパスで、「【研究の峰】ユニット形成に関する説明会」を開催しました。本学では、理工系や医学系、人文系や社会科学系など幅広い分野にわたる共同研究を促進して大学全体の研究力の底上げを図るとともに、世界をリードする研究成果を発信する「研究の峰」の形成を目指しています。本会は、今年8月に実施した「研究の峰形成『研究交流会』」でのポスター発表と教員を対象に行ったアンケートの結果を踏まえ、研究者がグループで研究に取り組む「ユニット」を形成するための具体的な計画案について説明したものです。説明会の様子は、21日に清水と伊勢原、28日には高輪、清水、阿蘇、札幌の各キャンパスにテレビ会議システムで配信し、2日間で約70名の教職員や研究員らが参加しました。

はじめに吉田一也副学長(研究担当・工学部長)が登壇し、「研究の峰」構想の経緯や計画の概要、研究ユニットの募集などについて説明。「さまざまな分野で活発に行っている研究を融合して内容を充実させ、その成果を次につなげて力強い研究サイクルを構築していくのが目的。大学としても、限られた資源の中でできる限りの支援をしたいと考えています。皆で議論しながら、より効率的で効果的な研究ユニットをつくりあげていきたい」と語りました。

続いて研究推進部の山口滋部長(理学部物理学科教授)が、「研究の峰形成『研究交流会』」で発表された研究内容などを基に作成したユニット形成のための基礎資料を提示し、研究グループの構築方法やスケジュールについて説明。積極的な研究ユニットの企画提出を呼びかけました。また、文部科学省の「私立大学研究ブランディング事業」や各省庁による研究助成制度、関連するウェブサイトを紹介したほか、研究推進部のサポート体制についても説明。参加した教員からは多くの質問が寄せられました。山口教授は、「研究ユニットの形成に向けて今後どのように支援していくか、先生方の声を聞きながら進めていきたい」と話しています。

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