香港城市大学の学生との交流会を開催しました

湘南キャンパスで2月22日に、香港城市大学(City U)の学生と本学の学生による交流会を実施しました。日本文化を学ぶCity Uのスタディーツアーに本学が協力したもので、City Uの学生約30名と本学の学生約10名が参加しました。

受け入れにあたっては教養学部国際学科や政治経済学部政治学科などから集まった有志学生がチームを結成。大学の魅力を少しでも多く紹介しようと勉強会を何度も開き準備を重ねました。当日、湘南キャンパスに一行が到着すると、最初に本学の学生が英語によるキャンパスツアーを実施。松前記念館と「ものつくり館」、武道館を案内し、創立者・松前重義博士の業績や本学の歴史、チャレンジセンターの活動などを英語で紹介しました。

インターナショナル・カフェで行った交流会では、まず政治経済学部政治学科の藤巻裕之准教授が、「ゾンビ学-世界の終わりは私たちの世界に起きるのか?-(Zombiology101 “Is the end of the world “happening in our world?)」と題して講義。「人々が当たり前に受け入れている日常は、経済や政治、戦争などさまざまな要因によって壊れやすいものです」と語り、「私たち自身が話し合い、社会をどうしていけばよいのかを考えることが重要。そのためにも、こうした対話の機会を活用してほしい」と語りました。その後、本学とCity Uの学生が相互に大学の特徴について紹介。本学の学生は、ハワイ東海インターナショナルカレッジと連携した教育プログラムや全国に広がるキャンパスを活用したキャンパス間留学制度、学生も利用できる最先端の機器を備えたフィットネスセンター、世界各国の教育機関や政府との協定に基づく海外派遣留学制度について紹介しました。発表後には、グループに分かれて日本と香港の大学教育の違いや、ワークライフバランスなどについての考え方、文化の違いについてディスカッションを行ないました。ディスカッション終了後は一緒に昼食を取りながら、お互いの趣味や大学生活などについて語り合い、最後にはお互いの再会を願ってメールアドレスを交換するなどすっかり打ち解けていました。

City Uの学生たちは、「同じテーブルでしっかり話し合えたことで、初対面だった私たちが心を開いて語り合い、文化についても理解を深められたのだと思います。香港には、アニメーションをはじめ日本の文化に興味を持っている人がたくさんいます。今日のこの日が、より活発な交流への一歩になってくれることを期待しています」「日本人の学生から日々の生活について聞くことができたのが楽しかった。柔道の練習も見学し、並木の素晴らしいこのキャンパスを訪問できたことを何よりうれしく思います。次はぜひ、東海大学の学生を私たちの大学に招待したい」と話していました。

また本学の学生たちは、「大学の授業や普段の生活の様子を話す中で、自分たちとの違いや共通点、東海大学の特徴をあらためて確認するよい機会になりました。香港の学生たちが『今日は楽しかった』といってくれたことが一番の収穫です」「英語での交流には自信がありませんでしたが、心を込めて話せば伝わることを知るとともに、もっと多くの人と話したいという気持ちが高まりました。今回は教養学部と政治経済学部の学生が中心でしたが、次の機会があればもっと多くの学部の学生を交えた国際交流をしたい」と意欲的に語りました。

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