付属相模高校中等部の生徒を対象に「理数科体験授業」を開講

一貫教育センターでは、付属相模高校中等部の生徒を対象にした「理数科体験授業」を2月28日に湘南キャンパスで実施しました。東海大学の施設において、理数的な考え方に重点をおいた大学教員による講義や実習等を体験することにより、生徒の将来設計に役立ててもらおうと行うもので、午前に2年生162名が、午後に3年生158名が受講しました。

プログラムでは、工学部応用化学科の樋口昌史教授による「理数科体験授業ガイダンス」を実施。理工系学部の取り組みやチャレンジセンターをはじめとする課外活動を紹介したほか、工学部卒業生の就職先や仕事内容を例に、大学で勉強したことがどのように社会に生かされているのかといった内容について説明しました。

また、「実験・体験ガイダンス」では、化学物質を合成して入浴剤を作る「健康とカガク~今夜はバスボムで『ぽっかぽか』?~」や、超音波検査装置や手術で使われる電気メスを実際に触ってみる「医療機器に触れる」など、『健康と科学』をテーマに11のプログラムを実施。生徒たちはその中から事前に希望を出して決めた3つのプログラムを回り、理工系科目が日常生活の中でどのように役立っているのか理解を深めました。

そして大学紹介として、一貫教育センターの大崎聡次長があいさつ。「東海大学では、高校までの勉強を基本にありとあらゆる分野を勉強できます。やりたいことを今から考え、将来につなげてください」と締めくくりました。

参加者からは、「理数系の科目に対するイメージが変わりました。実験を体験して、理系への興味が深まりました」、「普段使っている入浴剤が、スーパーでも買える材料でできていると知ってびっくりしました。化学ってすごい」、「文系に進むつもりですが、文系学部でも数学を使うと聞いて、しっかり勉強しようと思いました」といった感想が寄せられました。

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