湘南キャンパスの学生が学内のごみ問題対策に取り組みました

湘南キャンパスのチャレンジセンター開講科目「成し遂げ力(演習B)」(担当教員:現代教養センター・二ノ宮リムさち准教授)では、春学期を通じてキャンパス内の環境問題と解決策を考える実践型の授業を展開。7月26日に成果報告会を行いました。

この授業では、「ローカル・グローバルな環境問題とわたしたち」をテーマに、身近な環境問題であるごみの分別、不法投棄などの現状を理解した上で、約70名の履修学生が13チームに分かれてキャンパス内での対策を計画することで「成し遂げ力」を養うことを目指してきました。6月には事務課の田川聡職員、伊地知弘樹職員、野島裕樹職員が授業に参加し、キャンパス内のごみ処理や学生のマナーについて説明し、大学側が抱える課題を踏まえて各チームが対策案を計画。「タバコのポイ捨てが多い場所で正しい喫煙所の場所を促すポスターを掲示」「ごみ箱に貼られている分別を示す張り紙のデザインを変える」「『犬派or猫派』などアンケート形式の灰皿を設置し、ゲーム感覚にすることでポイ捨てを防止する」など、さまざまなアイディアと実証効果を発表しました。学生たちは、「ごみ問題を身近に感じるきっかけになった」「留学生が多く利用する8号館では、多言語表記のポスターをつくるべきだった」など、気づきや反省を語りました。

成果報告会には野島職員も出席し、「皆さんのさまざまなアイディアはとても参考になりました。タバコのポイ捨てや喫煙場所については事務課でも、ポスター掲示で注意喚起するなど対策していますが、皆気持ちよく利用できる大学になるようにしていくためにさまざまな方法を考えていきたい。また、ごみの分別を促すポスターはデザインがすごくよくできているので、実際に取り入れていければと思います」と講評が述べられました。

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