科研費改革説明会を開催しました

湘南キャンパスで7月11日に、「科研費改革説明会」を開催しました。基礎科学の充実を主眼に、文部科学省が2018年度から実施する科学研究費助成事業(科研費)制度の変更点を学ぶ機会として研究推進部の科研費採択件数アッププロジェクトが企画したものです。代々木、高輪、清水、伊勢原、熊本、札幌の各キャンパスに加え、短期大学部、福岡短期大学、八王子病院もテレビ会議システムを通じて配信され、全体で約250名が出席しました。

開催にあたっては吉田一也副学長(研究担当)が、「現在は大学の研究力の指標ともなる科研費採択数[向上に各大学が力を入れている。東海大学でも採択支援に力を入れているが、先生方にはぜひ今日の内容を生かし、研究のさらなる活性化につなげてほしい」と語りました。講義では、日本学術振興会学術システム研究センター副所長の永原裕子氏(東京工業大学教授)が、科研費制度改革の狙いを説明。挑戦的・独創的な探求力による新たな知の創出を図ると同時に、既存の学問領域を超えた総合的・融合的な研究を促進するため、科研費の審査を基本構造から見直したことを解説。審査区分の見直しや審査方法の変更点、審査委員に求められる役割について語りました。

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