「TOKAIグローカルフェスタ2017」を開催しました

湘南キャンパスで10月21日に、「TOKAIグローカルフェスタ2017」を開催しました。「To-Collaboプログラム」の大学推進プロジェクト「ライフステージ・プロデュース計画 大学開放事業」の一環で、大学を市民に開放するオープンキャンパス型のイベントです。昨年に続いて2回目の開催となる今回は、11のプログラムで多彩な企画を用意。当日はあいにくの雨にもかかわらず、1000名以上の来場者を迎えました。

10号館と13号館では、教養学部芸術学科が「おひろめ芸術祭」を開き、音楽学課程、美術学課程、デザイン学課程の特徴を生かした来場者参加型のプログラムで好評を博しました。10号館の入り口では、教養学部人間環境学科自然環境課程が「学び楽しむ環境教室in湘南」を初開催。校舎の近くを流れる金目川の生物を紹介するミニ水族館や、木や竹を使った遊び体験と工作教室は多くの来場者でにぎわいました。11回目を迎える「国際フェア」(国際教育センター主催)も8号館で開催し、留学生と日本人学生が協力して国や地域に分けた20ブースを出展。さまざまな形で各国の文化を紹介しました。2号館では、本学チャレンジセンターの各プロジェクトが活動成果をポスターセッション形式で発表する「チャレンジプロジェクト報告会」を「チャレンジフェア」の中で実施。科学実験の実演やソーラーカーの展示も盛り上がりを見せました。地域の方が講師となった「ポールウォーキング体験会」も初めて開催。新しいウォーキングのスタイルを参加者が体験しました。

ブロンズ彫刻に親しんでもらおうと課程資格教育センターが開いた「TOKAI×MUSEUM GO!!」では、昨年に続き「家族で楽しむアート 秋の昆虫採集」と題してワークショップを行い、子どもたちが松前記念館内に隠されたブロンズ製の昆虫を探し出し、磨いたり薬品を塗ったりしてオリジナル作品を完成させました。また、噴水前にある創立者・松前重義博士のブロンズ像のメンテナンスも実施し、学芸員資格の取得を目指す学生が作業を体験しました。2号館と3号館をメーン会場に開いた「親子で楽しむ防災広場」と「創エネ・省エネ技術の最先端」では、To-Collaboプログラムに参画している教員らが、防災や新エネルギー技術に関する研究成果を生かしたブースを出展。工場の排熱を再利用する熱音響技術に関する講演会のほか、液状化や津波の仕組みを学ぶ実験教室、起震車の体験なども行いました。また、1号館前などキャンパス内に3カ所設けた「湘南マルシェ」では平塚市、秦野市、伊勢原市、大磯町の企業や団体が地域の魅力を紹介するブースを出展し、牛乳を活用したバター作り体験やクリスマスツリーキャンドルの制作体験などに多くの参加者が集まりました。

同事業の代表を務める地域連携センターの池村明生所長は、「2年目の今年は新しい企画も多く、地域住民だけでなく大勢の学生も参加してくれました。来年以降も大学全体のイベントとして続けていきたい」と語りました。

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