「第62回東海大学代々木建学祭」を開催しました

観光学部がある代々木キャンパスで11月2日、3日に、「第62回東海大学代々木建学祭」を開催しました。「さまざまな国の文化や言語を学ぶ観光学部生ならではの建学祭にしよう」という思いを込めたテーマ「よよぎ国際空港」に相応しく、エントランスには万国旗やスーツケースなどを展示。数カ国語の案内放送が流れる中、受付の学生も航空会社のスタッフのようなファッションに身を包み、空港さながらの雰囲気の中で来場者を迎えました。

両日ともスタンプラリー、学部やゼミの紹介、実習研修の成果発表などの展示企画を実施。2日は近隣のパン屋さんが集まって販売する「パンフェス」や学生有志による「High stage!!」などのイベントを開きました。3日には、日ごろから地域連携を進めている日本中央競馬会(JRA)が協賛ブースを出展。4号館前の庭でポニーの試乗体験、教室で競馬の予想ゲームが実施され、近隣から訪れた親子連れに大好評でした。また、地域の方々の協力を得て開いた「ふれあいバザー」では、売り上げが熊本地震で被災した熊本・阿蘇両キャンパスの復興支援を目的とした寄付に当てられました。5月に阿蘇キャンパスにある農学部から送られたサツマイモの苗が育ち、建学祭に合わせて近隣にある富ヶ谷保育園の園児らが収穫し、ふかしてふるまわれました。

観光学部生が参加した「実習研修ブース」では、本学の海外研修航海をはじめ、西表実習、イタリア・フランス研修、能登研修の4つについて成果を発表。各研修での学生たちの生き生きとした学びの様子や、西表島の星砂に触れるコーナー、能登半島の飯田燈籠山祭りで使用された山車「燈籠山(とろやま)」の一部などを展示し、来場者にも研修を追体験していただきました。展示に向けて「実際に訪ねて知った魅力を多くの人に知ってほしい」「人生観が変わったほどの感動を少しでも伝えられるよう展示に工夫をこらした」などの思いを話していた学生たちは、それぞれのブースで来場者に熱心に説明していました。7つのゼミも日ごろの学びの成果を展示。「2020東京オリンピック」を知るための展示やカナダの自然を3D体験できるブースもあり、来場者が楽しむ様子が見られました。

中庭を中心に設けられたゼミ模擬店では「食べて楽しい!! 世界中の料理が集うターミナル」をテーマに、イタリアやメキシコ、中国、チュニジア、デンマークなどの料理を提供し、多くの来場者でにぎわいました。また、一角には付属相模高校食物研究同好会の生徒たちと同高卒業生の観光学部生が協力して開発した「おださが焼」も登場。これは相模原市名産の豚肉と卵を使ったポークピカタで、10月に小田急線・小田急相模原駅周辺で開催された「おださがロードフェスタ」の「おださが焼コンテスト」で1位となったもの。同同好会の生徒もそろいのエプロン姿で販売を手伝いました。来場者からは、「楽しい企画が目白押しで、家族皆で楽しむことができました」「地域の大学として東海大を身近に感じました。近隣の子どもや高齢者などの結び役として学生さんの活躍に期待します」などの声が聞かれました。

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