代々木キャンパスで防災訓練を開催しました

代々木キャンパスで9月21日、観光学部の学生と教職員を対象とした「代々木校舎防災訓練」を開催しました。東京消防庁渋谷消防署富ヶ谷出張所や外部企業の協力を得て、2部構成で実施しました。

第1部では、教職員が講演「地震発生後の救護活動について」を受講したほか、防災用品の使用方法や災害時の対処方法などの実技を学びました。

第2部では、学生も加わり、地震を想定した訓練を実施しました。非常放送が流れると、校舎内にいた学生や教職員211名が速やかに中庭へ避難。その後、職員がキャンパスを点検し、想定した被害状況や安否確認状況について集約しました。続いて、7つのグループに分かれて、通報訓練、屋外消火栓の放水体験、煙体験、起震車体験のほか、㈱タフ・ジャパン代表取締役の鎌田修広氏による実技講座『生死を分ける8秒ルールを体得する』を受講。地震が起きたら即座に行動することが重要で、日ごろから防災について考えることが大切であることを学びました。最後に東京消防長渋谷消防署長から講評が行われたほか、備蓄用品(アルファー米、保存用ビスコ、お茶、防災用簡易マーカー)が参加者に配布されました。

学生は、「起震車の体験では思っていた以上に揺れが激しく、震度7になると音も大きくとても怖かった」「日ごろから安全な場所を確保しておき、緊急速報を聞いたら8秒以内に行動することが大事。脱力した姿勢を取ることでより大きな力を出せるということを知って、防災意識が高まった」「煙の中では、しゃがまないと進めないことがわかった。怖かったが、貴重な経験となった」といった感想が聞かれました。

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