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文部科学省の新規公募事業「平成20年度質の高い大学教育推進プログラム」に、東海大学の取組「体験型実習を基盤とする海洋環境教育の実践」(副題:海洋立国を担う海洋環境士の育成教育プログラム)が採択されました。今回は全国の374大学から745件の申請があり、その中から92大学117件が採択されました。

「平成20年度質の高い大学教育推進プログラム」について(文部科学省資料より)

文科省ではこれまで、国公私立大学を通じて教育の質の向上に向けた大学教育改革の取組を選定し、財政的なサポートや幅広い情報提供を行って、各大学などでの教育改革の取組を促進するため、「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」及び「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)」を実施してきました(※GP=Good Practice)。この「質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)」は、特色GPと現代GPを発展的に統合し、平成20年度から始まった公募事業です。大学設置基準等の改正などへの積極的な対応を前提に、各大学・短期大学・高等専門学校から申請された教育の質の向上につながる教育的取組の中から特に優れたものを選定し、広く社会に情報提供するとともに、重点的な財政支援を行うことにより、我が国全体としての高等教育の質の保証、国際競争力の強化に資することを目的としています。

東海大学の取組名称

「体験型実習を基盤とする海洋環境教育の実践」 (副題:海洋立国を担う海洋環境士の育成教育プログラム)

質の高い大学教育推進プログラム体験型実習を基盤とする海洋環境教育の実践 海洋学部作成GPサイト
(別ウインドウで開きます)

取組学部

海洋学部

プログラムの背景

21世紀の人類にとって最大の課題は地球環境問題であり、この解決には海洋環境の理解と保全が重要です。持続可能な社会の構築に向けて豊かな地球環境の保全と新たな海洋開発の推進を両立させるには、海洋環境への正しい理解と実践が必要であり、その達成には「海洋に対する総合的な知識と共に、海洋調査および環境分析に関する技術を有し、将来の海洋および地球環境の保全を担い、主体的に行動できる人材」が求められます。一方、平成19年4月に公布された「海洋基本法」では、その基本的施策として「海洋資源の積極的な開発および利用の推進」および「海洋環境の保全を図るために必要な措置を講ずる」(同法17,18条)ことが提唱されているほか、「海洋についての理解・関心を深めるための海洋教育の推進」および「海洋に関する政策課題に対応可能な知識・能力を有する人材育成を図るための大学等における学際教育・研究の推進」が提唱されています。四方を海に囲まれたわが国には、21世紀の国際化社会に向け、海を主とした地球環境を有効活用する方策の確立が急務であり、それを担う人材の育成が、海洋総合学部である本学部に求められた社会的使命だと認識しています。

プログラムの内容

海洋に対する総合的な知識と共に、海洋環境の総合評価・調査の計画および実施が可能な人材に対して、「海洋環境士」という本学独自の資格を認定する教育プログラムを展開します。並行して、周辺地域の自治体等との連携による社会教育活動への参加を促し、それらの活動を体系的に進めることを通して地球環境問題への意識向上も図っていきます。さらに隣接する東海大学社会教育センターと連携し、中・高校生の理科離れへの対応も視野に入れた市民対象の体験型環境学習を実施していきます。主な具体的な取組内容は次の通りです。

▽「海洋環境士」資格取得コースのカリキュラム策定
▽学部全体での教員・学生一体となった実習教育
▽資格取得コース策定に至るFD研究会等による検討
▽環境問題を体験的に認識させる活動