スポーツ医科学研究所

スポーツ医科学研究所は、スポーツ・運動およびそれに関する健康の維持向上などについての基礎的・応用的研究を行うと共に、競技力の向上、スポーツ障害の予防および対策などに関する新手法・新技術の開発とその応用を行うことを目的として設置しました。

研究組織は、医科学研究部門、技術研究部門、障害研究部門、国際交流部門の4つで構成されています。医科学研究部門には、生理学、栄養学、バイオメカニクス、心理学などの分野があります。また、技術研究部門には、各種スポーツ競技の技術や体力トレーニングが、障害研究部門には、スポーツクリニックを中心とした臨床研究やメディカルチェックなどがそれぞれ含まれています。

本研究所に設置されている低圧室(人工的高地トレーニングシステム)と走者応答型トレッドミル(走者応答型トレーニングシステム)は、本研究所を特徴づける設備でもあります。これらの設備は、本研究所のコアおよび個別プロジェクト研究や健康維持・増進に関する研究、体育学部の講義、卒論などに関する研究、体育会系クラブの競技力向上や教職員の体力増進、肥満予防・改善などの目的で、幅広く利用されています。

一方、本研究所では、スポーツ教育センターとの連携により、学内のスポーツチームや選手に対する競技力向上のための支援活動として「スポーツサポートシステム」を構築し、これを推進しています。サポート活動は、トレーニング部門、科学的サポート部門、メディカル部門、栄養サポート部門、メンタルサポート部門の5部門からなり、研究所に所属する各分野の専門家が活動を担当しています。

トレーニング部門では、日本最大規模の15号館地下トレーニングセンターを拠点として、学内30クラブのスポーツ選手に対し、トレーニングプログラムの提供や実技指導を行っています。また、科学サポート部門では、選手の詳細な形態および体力測定を実施するほか、各種データを管理・運用しています。メディカル部門では、週2回、15号館5階の診察室やリハビリ室を中心に「スポーツメディカルクリニック」を開設し、医師による診察や理学療法士によるリハビリテーションの指導などを実施しています。その他部門も専門家による実践的なサポートを展開しています。