総合医学研究所

医学の目的は人類の健康を守り、病気から救い、健康と福祉に支えられた社会を実現することで、このためには基礎科学と病気の科学的分析研究、それをもとにした新しい治療方法の開発まで幅広い分野の研究者が協力する必要があります。さらに社会的視野から人類の幸福を実現するために、日本国内に閉じこもることなく、国際的な医学貢献が望まれています。多くの研究分野が協力して、総合的な医学の発展をめざす場が本研究所の使命です。そして、全身の調節機構および病態などを分子や遺伝子レベルで説明できることを目的としています。

本研究所では、腎疾患の分子病態の解明、動脈硬化・糖尿病・骨粗鬆症等、いわゆる成人病の病態の解明およびこれに基づく新しい治療法の確立、熱帯熱マラリア原虫感染症赤血球による脳毛細血管の閉塞の原因解明と治療法の開発、神経変性疾患の病因遺伝子と病態解明、遺伝子疾患の発症機構の解明、遺伝子の構造と機能の解析、遺伝子工学と発生工学の技術を用いた遺伝子発現の制御と発生の仕組みの解明、ヒトの遺伝性疾患のモデル動物の作製、遺伝子工学的手法を用いたけいれん関連物質の同定、乳がんの診断と治療、造血幹細胞移植などに関する研究が行われています。

本研究所は、専任および兼任の研究員で構成されていますが、医学部の教員との共同研究もなされています。
医学は、医学以外の自然科学はもとより、人文科学、社会科学などとも深く関わっています。本研究所では多方面との共同研究を進めていきます。