工学研究科(修士課程)

研究科の教育方針

工学研究科は、1963年4月に電気工学専攻と応用理学専攻の2専攻体制で始まり、その後、四度の組織改編を経て、2016年4月、11専攻あった工学研究科を電気電子工学専攻、応用理化学専攻、建築土木工学専攻、機械工学専攻、医用生体工学専攻の修士課程5専攻に統合し、専攻別に幅広い知識の習得と深い専門知識の追求の両面に応えることのできるカリキュラム編成とした。これによって、幅広い社会からのニーズと工学における学生の多様な希望を叶えることができ、近年の社会の変動に対する能力と正しい工学倫理を身に付けた人材の育成が可能になった。

工学研究科の教育方針は東海大学の建学の精神ならびに学則に則り、高度な専門性と人間性を兼ね備え国際的な視野を持った人材を育成することである。各専攻では、専門領域の特性に合わせ、独自のカリキュラムにより高度な専門的学識を与え、指導教員による研究を通じた個別指導により問題発見およびその解決能力を備えた人材の育成にあたっている。また、昨今、地球的規模の環境破壊が懸念される中で、本学の特色でもある正しい歴史観、世界観に基づいた人間形成も重視し、高い技術者倫理と社会貢献への熱意を持った人材育成を目指している。

なお、グローバル化した社会を生き抜くためには、国際化は避けて通れない時代となっている。工学研究科では、専門分野の成果を国際学会にて英語で発表する学生を積極的に応援している。一方、外国人留学生には、不自由のないキャンパスライフを提供するための環境整備を図るとともに、すべての専攻で英語履修が可能なカリキュラムが準備されている。

以上のように、工学研究科は専門性、人間性、国際性に優れた人材育成を目指している。

研究科の学位授与基準

工学研究科では以下に定める能力を有していると認められる学生に修士の学位を授与する。

  1. (1)研究課題に関わる先行研究を理解し自らの研究を学術的に位置づける能力
  2. (2)研究遂行のための調査・実験などを企画し実践する能力
  3. (3)研究成果を学会等の集会において発表・質疑応答ができる能力

研究科の学位論文審査基準

工学研究科では修士論文の審査を以下の基準に基づき行うこととする。

  1. (1)研究課題の背景、解決しようとする技術課題が明記されていること。
  2. (2)研究成果の新規性が明記されていること。
  3. (3)論点に一貫性があり矛盾がないこと。
  4. (4)審査は指導教員以外の教員を含む複数教員によって行われること。