建築土木工学専攻(修士課程)

2016年度設置

建築土木工学本専攻は、従来の建築学専攻・土木工学専攻を統合して2016年に開設した。建設業界においては、近年の急速な技術の進展や、国内・海外での大規模都市開発の展開に伴い、建設分野全体にわたる広い視野を持つ専門技術者の養成が急務とされている。このニーズに応えるため本専攻では、従来の建築・土木という垣根を越えた学問体系を構築し、建築学・土木工学の基本的理論と、高度な専門的能力の双方を教授し、演習やインターンシップなどの実践的科目を通して自ら思考する姿勢を育む。また、都市的な視点が要求される専門性を踏まえ、企業・自治体との連携や社会貢献など、大学院での学習と研究を通した社会経験によって、柔軟な社会性の育成を目指す。

建築土木工学専攻が養成しようとする人材

本専攻では、社会基盤を対象とする土木工学と、そこに建つ建築・生活空間を対象とする建築学の両方の領域にまたがる広い視野を持つ専門技術者を育成する。具体的には以下の通りである。

  1. (1)自ら問題を発見・解決できる能力と、社会で活躍しうる実践的知識・技術を備えた高度職業人を養成する。
  2. (2)建築・土木に関わる基本的理論、および建設業界における現場研修等による実践的知識を踏まえた高度な専門的能力を養成する。
  3. (3)建築学・土木工学に関する教育・研究機関、建設関連企業、自治体等において、柔軟に対応しうる優れた研究者・技術者を養成する。

カリキュラムの特色

本専攻では、必修基盤科目3科目(6単位)および自己開拓科目4科目(8単位)を必修とし、領域共通発展科目13科目(32単位)、領域別発展科目41科目(112単位)から22単位以上の履修を修了要件とする。

必修基盤科目は、「工学倫理知財特論」「TECHNICAL ENGLISH FOR ENGINEERS」「建設マネジメント特論」から成り、社会的基盤となる知識を教授する。

一方、領域共通発展科目では学問領域を超えた幅広い知識に対する要望、領域別発展科目ではより専門性の高い知識に対する要望に対応する。業界の国際化に対応しうるよう英語開講科目を充実し、さらに建築学領域においては、1級建築士受験資格の取得のため、演習科目・インターンシップなど実践的科目を重視する。

必修の自己開拓科目は、1年次前期から半期ごとに履修する「建築土木工学研究ゼミナール1~4」であり、各教員のきめ細かな個別指導により研究・発見する姿勢を養い、修士論文を完成させる。