コミュニケーション学専攻(博士課程<前期・後期>)

コミュニケーション学専攻では専攻内にメディア学系、社会学系、臨床心理学系という3つの学問系列を有しておリ、それらを有機的に連関させて、コミュニケーションに関する専門職業人養成と研究者養成のための教育、研究の充実をはかっている。

コミュニケーション学専攻が養成しようとする人材

より具体的目標として、1.臨床心理学系ではコミュニケーションを行う個人の心の働きに注目する臨床心理学の専門家を養成する。2.社会学系ではコミュニケーションを行う人間の集合である社会の諸問題を対象とする専門家を養成する。3.メディア学系ではコミュニケーションを行う際の媒体の機能とその結果に注目して専門家を養成する。

  1. 上記の専攻の教育目標の実行目標として博士課程前期(修士課程)では下記の項目を掲げる。
    1. (1)学部での知識の蓄積をもとに、より高度な専門的研究に対応する知識を習得させる。
    2. (2)自らの問題関心を明確化し、それを具体的な研究に結びつけさせる。
    3. (3)具体的な研究テーマを論文作成に向けて実体化させると同時に表現力の向上をはからせる。
    4. (4)研究テーマを時代の要請に応えられるものとさせる。
    5. (5)専門職業人教育を目的とする臨床心理学系院生で臨床心理士の希望者には修了後すぐに専門的職業人となりうるように十分な臨床経験を積ませる。
    6. (6)研究者となることを希望する院生には進学を前提とした専門的教育を指導する。
  2. 上記Ⅰの目標を達成するために下記の項目を実現する。
    1. (1)講義科目においては院生全員に基本的知識の再確認と習熟をはかる。
    2. (2)演習科目では最新の研究動向に注目させ、院生に自らの問題関心の位置付けを明確にさせる。
    3. (3)論文指導教員は自らの指導担当院生の研究内容について把握しているのみならず他の院生の研究内容についても理解する。
    4. (4)1年次から全体発表会を各セメスター毎に1回以上開催し教員、院生全員による批判、検討を行う。
    5. (5)全教員に在籍院生の研究内容について必要かつ十分な認識を共有させ、各院生の求めに応じて適切な助言を行う。
  3. 博士課程後期の実行目標は下記の通りである。
    1. (1)専門研究者として就業可能となるよう十分な研究業績を外部に発信する。
    2. (2)最低在籍年数3年間に2本の論文をレフリー制度のある外部の学術雑誌に採用されるようにする。
    3. (3)3年間に所属学会の発表会において3回の発表を行う。
    4. (4)3年間に教員との共著による著作(翻訳を含む)を1冊出版する。
    5. (5)単位修得による満期退学後3年以内に課程博士号を取得するようにする。
  4. 上記Ⅲの目標を達成するために下記の項目を実現する。
    1. (1)各セメスター毎に研究指導教員(副研究指導教員を含む)を含む教員に自己の研究の進行状況を報告する報告会を各セメスター毎に1回以上行う。そこでの報告をもとに所属学会において発表できるように内容を推敲する。
    2. (2)上記報告会での発表をもとにした論文の中間発表を研究指導教員に提出し添削をしてもらう。教員は当該論文が学術雑誌に採用される水準となるように細部にわたる指導と添削を行う。
    3. (3)研究指導教員は自己の専門領域と指導担当院生の専門領域を勘案した内容を構成して著作物として出版されるような企画を立て出版社と交渉する。