2017年度夏季短期海外派遣留学帰国報告会を開催しました

農学部では10月13日に熊本キャンパスで、2017年度夏季短期海外派遣留学帰国報告会を開催しました。この報告会は本学部生向けの学習支援ルーム「あっそ~?!」が、本学が目指す「世界で活躍できるグローバル人材の育成」を踏まえ、学生の留学機会の拡大を目標とした活動の一環として2013年度から主催しているものです。

今回は、東海大学海外派遣留学プログラム(夏季出発)を利用してデンマークの望星国民高等学校に留学した学生2名が写真を交えながら体験を報告。発表者を含め8名の学生と2名の教員が参加しました。発表後は活発な質疑応答や意見交換が行われ、参加した学生からは、「日本の学校とはまったく違う雰囲気で驚きました。日本は高校を卒業したら大学に入学するか、就職するかの選択に迫られてしまうけれど、デンマークは自由な期間が許されていると聞いて、いいなと思った」「具体的な話が聞けて参考になった」といった声が聞かれました。最後に実施したアンケートでは、参加者全員がこの企画に満足したと回答しました。

報告会を企画した阿蘇教養教育センター英語担当のロドリゲス八木美樹准教授は参加者に対し、「望星国民高等学校への留学は他の語学留学とは異なり、ヨーロッパを中心とした数カ国からの学生と寝食をともにし、さまざまな体験学習プログラムが用意されています。今回参加した2名はこれを通して、学び方の新たな発見や異文化理解を深めることができたようです。東海大学は世界各国の大学等と協定を結んでおり、語学習得以外にも多様な留学プログラムが用意されています。語学研修や異文化交流に興味があるみなさんは、ぜひとも『海外留学』にチャレンジしてください」と述べました。

次回は18年5月頃ごろに、17年度冬季海外留学者の帰国報告会を開催する予定です。

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