農学研究科連携大学院客員教員による研究説明会を開催しました

大学院農学研究科では、10月30日に阿蘇キャンパスで独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構九州沖縄農業研究センターの連携大学院客員教員(研究員)による研究説明会を開催しました。本研究科では、同センターと連携大学院を構築し、時代に適応する教育研究活動を展開しています。連携大学院生は、農学研究科に在籍し、本学大学院で課程修了に必要な授業科目を履修し、研究活動については九州沖縄農業研究センターで研究員(連携大学院客員教員)の研究指導を受けることができます。今回の研究説明会はこの一環で実施されたもので、大学院生や主に3年次と4年次の農学部生、教職員ら約120名が参加しました。

説明会では、本研究科の村田達郎研究科長のあいさつに続いて、同センター畜産草地研究領域上席研究員の田中正仁氏が、センターの研究概要と施設を説明しました。また、学生と大学院生を対象として、全国に配置された研究所で実務を体験しながら、最先端の研究開発スキルと考え方を理解してもらうためのインターンシップ講習や連携大学院生の客員教員を紹介。最後に6名の客員教員による研究内容の説明がありました。質疑応答では、学生や教職員から多数の活発な質問がありました。

研究説明の内容は以下の通りです(敬称略)。
◇田中正仁(家畜生理・栄養飼養学)「西南暖地-九州-における乳生産技術」
◇服部育男(草地学)「飼料・バイオマス作物の貯蔵技術の開発」
◇金子 真(草地学)「周年放牧肥育技術の開発~周年放牧草地の高栄養化~」
◇阪谷美樹(家畜繁殖学)「受胎率向上を目指した家畜繁殖研究」
◇松村正哉(応用昆虫学・昆虫生態学)「ウンカ類の飛来と発生を予測する」
◇古賀伸久(土壌肥料学)「農業と技術と環境」

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