農学部の学生有志らによる団体「緑の会」に「地域振興功労賞」が贈られました

農学部の学生有志らによる団体「緑の会」が11月7日に、熊本県菊陽町鉄砲小路地区で34回目となる生垣の剪定作業を実施。長年の活動が菊陽町から高く評価され、団体を代表し、本学部応用植物科学科の長野克也教授に同町の後藤三雄町長から「地域振興功労賞」が贈られました。この活動は、同町の歴史ある「鉄砲小路」の生垣を美しい状態で残そうと、学生が主体となって毎年行っているものです。今回は、参加した学生25名が長野教授の指導のもと、剪定バサミで生垣の伸びて不要な枝葉を刈り取り、2時間以上かけてその形を整えました。

受賞について長野教授は、「緑の会は、亡くなった本学部の戸田義宏先生と、活動への参加を希望する学生により、1982年に立ち上がりました。それ以来、毎年活動に取り組んでおり、今では作業効率が高まって生垣の状態も当初より格段に改善されています。戸田先生と多くの学生の努力、また地域の人々の助けがあって続けられているこの活動を、これからも継続して熊本の伝統ある優れた景観を守っていきたい」と語りました。

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