(仮称)19号館の見学会を開催しました

工学部では10月20日に、湘南キャンパスで(仮称)19号館新築工事現地見学会を開催しました。土木工学を専門とする学生や大学院生を対象に、実際の建築現場から基礎工事の工程や技術を学んでもらおうと、施設の設計、施工、管理を担う戸田建設株式会社の協力を得て行ったものです。当日は教職員も含め、約70名が参加しました。

まず、土木工学科の本間重雄教授が、「学生の皆さんは、生きた現場を見ることで得られるものがあるはずです。貴重な機会ですので、わからないことは積極的に質問してください」とあいさつしました。続いて、戸田建設の作業所長らが建設や、現場で見られる工法について丁寧に解説。「この建物には免震構造が施されており、地震時の揺れを低減するとともに、二次災害を防止する仕組みになっています。また、作業現場には多くのチェック項目が設けられており、しっかりと安全を確保しながら作業にあたる体制となっています」と語りました。参加者はメモを取りながら熱心に聞き入り、「この工法を採用するメリットはどこにありますか」「建物はどれほどの衝撃に耐えられるよう設計されていますか」と、次々に質問する姿が見られました。

参加学生からは、「座学で得た知識がどのように応用されているか、実例を間近に見ながらお話をうかがえました。想像以上にわからない部分が多く、まだまだ勉強が足りないと実感しました。今日学んだ内容を忘れずに、今後の学習に生かしていきたい」といった声が聞かれました。

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