「ものづくり学生サミット2016in湘南」の実施説明会を開催しました

工学部では6月24日に湘南キャンパスで、公募型課題解決コンペ「ものづくり学生サミット2016in湘南」の実施説明会を開催しました。このコンペは、企業から出題された実務や将来に向けた課題に有志の学生グループがチャレンジすることで、ものづくりの面白さを実感し課題解決力を育成することなどを目的に2014年度から実施しているものです。

実施説明会には、参加を希望する学生グループの代表者ら約150名が出席。最初に大山龍一郎学部長が、「専門分野にとらわれず挑戦し、アイデアを形にする難しさや提案が世に出る喜びを感じてほしい」と激励しました。その後、今年度の協力企業10社の担当者がそれぞれの課題を説明。建学100周年を見据えた湘南キャンパス1号館の未来像や高齢者と子育て世代の助け合いをサポートするまちづくり、マイコンキットを使った「あったらいいもの」の開発など、多彩なテーマの概要や提出時の要件、企業からのサポート体制などが説明されました。最後に淺香隆学部長補佐が、「コンペでは、皆さんはお客さんではなく、企業がクライアントになります。その意識を忘れず、仲間と切磋琢磨する中でどんどんスパイラルアップしていってください。表彰式では素晴らしい成果が得られていることを期待しています」と語りました。

学生たちは、各企業の課題を熱心にメモし、終了後には仲間と今後の進め方を話し合うなど積極的に参加していました。「今回で3回目の参加になりますが、企業で活躍している方と直接話をできるのが一番の魅力だと感じています。自分の研究テーマも生かしながら世の中に貢献できるよう頑張ります」「先輩から勧められて参加を決めました。企業の現場で行われている仕事の様子を具体的に学ぶなど、ここでしかできない貴重な経験が積めると期待しています」と口々に意欲を燃やしていました。

ものづくりサミット (1)_525.jpg

ものづくりサミット (2)_525.jpg

ものづくりサミット (3)_525.jpg

ものづくりサミット (4)_525.jpg