「ものづくり学生サミットin湘南」の成果発表会を開催しました

工学部では12月8日に湘南キャンパスTechno Cube(19号館)3階のアカデミックラウンジで、公募型課題解決コンペ「ものづくり学生サミットin湘南」の成果発表会を開催しました。このコンペは、企業から出題された実務上の課題解決や将来の社会づくりに役立つ商品企画などのテーマに、有志で集まった学生グループが取り組むものです。ものづくりの楽しさを体感し、課題解決力の育成や各課題への理解を深めることを目的に2014年度から開いています。4回目となった今年度は7社から出された課題に36チーム約200名の学生が挑みました。

学生たちは6月の実施説明会で企業の担当者から各課題の概要について説明を受けたのち、グループを結成して活動をスタート。アドバイザー役の教員のサポートを受けながら実際に企業を訪れたり、課題解決の参考になる施設を視察したりしつつ、アイデアをまとめていきました。成果報告会では、それぞれの提案をポスター発表形式で企業の担当者に説明。提案のコンセプトや特徴を説明し、実現に向けた課題などについて質疑応答を行いました。

学生たちは、「企業の方に説明するので、東海大学の学生として恥ずかしくない提案をしなければならないという責任感を感じながら活動しました。自分たちが考えたことに対して企業の視点から意見を聞く機会はほかにないので、学術と実務の違いを知り、企業の実際の現場の感覚を知るよい機会になりました」「一つの課題に対して、仲間と相談しながらゼロから企画を立てるのは今回が初めてでしたが、頭で考えたことをわかりやすく伝えたり、具体的な提案にまとめたりすることの難しさと面白さを体感しました」「普段取り組んでいる研究とは全く違う課題に取り組む中で、視野が広がったと感じています。楽しみながら本気で課題に取り組む姿勢を学ぶこともできました」と話しています。

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