「ものづくり学生サミットin湘南キャンパス」の表彰式を開催しました

工学部では1月12日に湘南キャンパスで、「ものづくり学生サミットin湘南キャンパス」の表彰式を開催しました。このコンペは、企業から出題された実務上の課題解決や将来の社会づくりに役立つ商品企画などのテーマに、有志で集まった学生グループが取り組むものです。ものづくりの楽しさを体感し、課題解決力の育成や各課題への理解を深めることを目的に2014年度から開いています。4回目となった今年度は7社から出された課題に36チーム約200名の学生が挑みました。学生たちは6月の実施説明会で企業の担当者から各課題の概要について説明を受けた後、半年間で提案書を作成。12月の成果発表会で企業の担当者に成果を発表しました。

開式にあたっては大山龍一郎学部長が、「現代文明の課題に向かって教育・研究をする姿勢は本学の掲げる理念であり、このコンペはそうした考えに直結した取り組みだと考えています。学生諸君は、この半年間で培った力を今後の人生で大いに生かしてほしい。企業の方々への感謝の気持ちを忘れず、将来を見据えて挑み続けてください」とエールを送りました。

その後、優秀な提案を行ったグループの代表者に各企業の担当者が賞状と副賞を授与。「企業の側の常識を超えた発想力に驚かされた」「学生のレベルの高さを実感した。これからも自信をもって挑み続けてほしい」「皆さんがプロジェクトを通じて身に付けた力は社会に出てからも欠かせません。これからも新しいことに挑む気持ちを忘れずに頑張ください」とのエールが送られました。表彰式終了後には、最優秀賞受賞者の中から2チームが代表して成果を発表。参加者全員に修了賞も授与されました。

大山学部長は、「この取り組みは、学生が社会人に欠かせない発想力や実践的なスキルを身に付けられる機会として企業からも高い評価を受けています。大学の役割として重要なことは学生自身が主体的に学ぶようになるきっかけを用意し、個々の力を伸ばす手助けをすること。今後は他学部とも連携しながら、プログラムを充実させていきたい」と話しています。

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