大学院生がKMITL主催の研究展示会に参加しました

工学研究科の大学院生2名が4月25、26日に、タイのバンコクで行われたモンクット王ラカバン工科大学(KMITL)工学部主催の研究展示会「Project Day」に参加しました。この展示会は、同学部の4年次生が取り組んだ卒業研究の成果を企業や市民らに発信する機会として昨年から行われているものです。本学はKMITLと長年にわたって連携を深めていることから参加の提案があり、本学の取り組みと学生の研究を紹介するブースを出展しました。

工学研究科からは、山之内優志さん(機械工学専攻1年次生 指導教員=工学部精密工学科・槌谷和義教授)と飯島友貴さん(建築土木工学専攻1年次生 指導教員=工学部建築学科・渡部憲教授)がそれぞれの研究を発表。本学ASEANオフィスのスタッフが東海大学の取り組みを紹介するブースを設けました。26日には、タイ科学技術省のアッチャガー大臣がブースに来訪し、学生とASEANオフィスに常駐している富田紘央講師(国際教育センター)がそれぞれの研究内容やKMITLと東海大学の交流の歴史などについて説明しました。期間中にはそのほかにも多数の来場者がブースを訪れ、学生の発表などに熱心に耳を傾ける姿も見られました。

山之内さんは、「KMITLの学生をはじめ、多くの人に興味を持ってもらったり、日本語を学んでいる学生と話したりと充実した経験を積むことができました。昨年東海大に来ていた学生もブースに来てくれて、発表終了後に一緒にマーケットに行ったり、食事をしたりと交流をより深められたのもうれしかった。海外での発表は今回が初めてでしたが、学内の研究発表会などで一定の経験を積んでいたおかげで難しさを感じることなく本番に臨めました。今後もチャンスがあれば新しいことに積極的に挑戦したい」と話しています。

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