KMITLの学生を対象にラボトレーニングプログラムを実施しました

東海大学では5月29日から7月7日まで、タイ王国・モンクット王ラカバン工科大学(KMITL)の学生を対象にしたラボラトリートレーニングプログラムを湘南キャンパスで実施しました。これは、日本語や工学分野への理解を深めることなどを目的に、 KMITLと本学との覚書に基づいて1997年から行っているものです。今年度は2年生から4年生まで19名が参加しました。

学生らは期間中、希望に応じて工学部と理学部、情報理工学部、国際教育センターの16研究室に所属。本学の学生らとともに、ラジコン用のモーターを使ってロボットを作成するプログラム(情報理工学部コンピュータ応用工学科)や医療用バイオセンサーの製作と性能検査を学ぶプログラム(工学部精密工学科)、燃料電池から無線通信までの研究を幅広く学ぶプログラム(電気電子工学科)などに取り組みました。7日の研修成果発表会では、それぞれが取り組んだ研修の概要や研究成果を教員や学生の前で発表。ログハウスで行ったフェアウェルパーティでは、国際教育センターの山本佳男所長から一人ひとりに修了証を贈りました。

参加した学生たちは、「東海大はタイでも有名な大学なので、数ある派遣先の中から選びました。KMITLではできない実験を経験できただけでなく、これまで学んだことのない分野への知見が広がるなど大きな成果がありました。東海大の学生と一緒にスポーツをしたり、食事をしたりと交流を深められたのもうれしかった」「東海大の先生も学生も皆暖かく、まるで家にいるような雰囲気の中で学ぶことができました。高度な施設を使いながら自分の専門への理解を深められました」「私自身がまたこの大学に来たいと思う充実した内容でした。後輩たちにも勧めたい」と話していました。

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