大学院生がアメリカの国際学会で研究成果を発表しました

大学院総合理工学研究科と工学研究科の学生3名が、4月20日から24日までアメリカ・サンディエゴで開かれた国際学会「International Conference on Metallurgical Coatings and Thin Films(ICMCTF)」で研究成果を発表しました。この学会は、金属コーティングや薄膜に携わる研究者や企業の技術者らが世界各国から集う催しです。本学からは、アルモワッライ・アナスさん(総合理工学研究科総合理工学専攻電気電子コース1年次生)と上野雄太郎さん(工学研究科電気電子システム工学専攻2年次生)、平井慧さん(同)の3名がポスターセッションで発表。アルサイディ・アブドラハマンさん(同1年次生)が帯同しました。

発表にあたって学生たちは、工学部電気電子工学科の庄善之教授の指導を受けながら、英語で研究成果をまとめ、プレゼンテーション用原稿を用意。何度も修正を重ねたほか、庄教授が以前に執筆した関連論文などを使って専門用語を学びなおし、ポスターで説明しきれない内容を説明するために別途スライドを作成するなど準備を整えてアメリカに向かいました。学会では、アメリカやメキシコ、韓国などから参加した研究者や技術者に成果を説明。学生同士での意見交換も行いました。

学会終了後には、エンジニアの目線でアメリカの技術を学ぼうとケーブルカーの博物館や戦艦ミッドウェイの博物館などを視察した学生たち。アナスさんは、「庄先生が細かくかつ厳しくチェックをしてくれたおかげで、発表ではミスを指摘されることもなく有意義な意見交換をすることができました。研究者から寄せられる質問には専門分野の違いなどから理解できなかったものが数多くあり、研究を見る視野も広がりました。世界各国の人とも知り合うことができ、ネットワークづくりの点でも大変有意義でした」と話しています。また上野さんは、「本学卒業生がブースに来て質問してくれたり、韓国人の研究者の方から激励されたりと、今後の励みになる経験を積むことができた学会でした。海外の学会は初めてでしたが、大学院生向けに開講されている『English for Technical Engineer』の授業で学んでいた英語でのアブストラクトの書き方やポスターの作り方の基礎も大いに役立ちました。研究成果を社会に発信することの大切さを学ぶ機会にもなりました」と話しています。

【3名の発表テーマ】

アルモワッライ・アナスさん「The Effect of Wet Jet Milling Process on Dispersion Characteristics of CNT/PTEE Composite Film for Bipolar Plate of Fuel Cell」

上野雄太郎さん「Platinum catalyst formed on carbon nanotube by in-liquid plasma method for fuel cell」

平井慧さん「Formation of Carbon Nanotube by Thermal CVD Method with Addition of Water into Source Gas」

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