フォトアドベンチャーの手法を使って電気電子工学科の新入生研修会を行いました

工学部電気電子工学科では4月25日に横浜市で、新入生研修会を実施しました。本学科の研修会では、入学したばかりの学生が一日も早く大学生活になじめることを目指して、企業の新入社員研修などでコミュニケーション促進の手法として用いられている「フォトアドベンチャー」という方式を取り入れています。

学生たちはこの取り組みをサポートしている日本コミュニケーションセンターのスタッフからルールの説明を受けた後、ランダムに選ばれた6名程度のグループを結成。中華街や山下公園などの地図と地域内各所にあるオブジェを写した写真を手にしながら、写真に写っている場所を特定し、関連するクイズに答えるプログラムに挑戦しました。最初のうちは一度も話したことのない者同士で緊張気味だった学生たちも、一緒に歩きながら話し合ううちに次第に打ち解け、ゴールするころにはすっかり親しくなっていました。

5月12日の表彰式では、最も優秀な成績を収めたグループに賞状が渡されました。学生たちは、「研修会の前には限られた人としか話していませんでしたが、このイベントを通して一緒に歩いた仲間とも気軽に話すことができました。学科内の友人が増えるよい機会になりました」と話していました。またサウジアラビアから入学した留学生は、「日本語学校でも学んできましたが、入学直後はなかなか話す機会がなく、語学力が上がりませんでした。でも研修を通して知り合った友人と気軽に話せるようになったことで、これまで以上に語学力が向上するようになったと思います」と語っています。

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