在学生と現役技術士との交流・懇親会を開催しました

12月3日に湘南キャンパスで、2016年度第1回東海大学望星技術士会主催の「学生の皆様とOB技術士との交流・懇親会」を開催しました。交流会には在学生のほか同会会長の吉田一也副学長、技術士の資格を持つ前田秀一教授(工学部光・画像工学科)や浅香隆教授(応用化学科の)を含む約80名が参加しました。

卒業生の和田洋六技術士の司会で行われた当日は、最初に東海大学望星技術士会会長の吉田一也副学長があいさつ。「技術士資格は技術の分野では最高位にランクされる国家資格であることと、この資格を在学生に広く知ってもらい、取得してもらうことを目的に無償で活動されている先輩が企画しました。この交流会を企画実現するためには先輩技術士がどれだけ大変な労力を使って、実現させたかということを知ってほしい。これは一重に後輩を思う気持ちがこのような形で実現したということであることを十分に認識しておいてほしい」と述べました。その後、戸田建設(株)の半田雅俊技術開発センター長から最新の建築技術や19号館の建設概要の講演がありました。続いて登壇した齋藤寛技術士(卒業生)は、技術士資格が業務にどれほど役に立つかを分かりやすく解説、在学中の学生であっても技術士補試験を受験できることや、卒業してから技術士本試験を受験して合格すれば、会社にいても鬼に金棒であることが紹介されました。

その後参加者は数班に分かれて、19号館(仮称)の現場見学を行いました。懇親会では、会場の一角に設けられた技術士資格の説明コーナーで、吉宮和紀技術士(卒業生)が熱心な後輩に取り囲まれ、資格の取り方などについて説明をしていました。参加した阿野 香琳さん(大学院工学研究科応用理化学専攻1年次生)は「これまで技術士の方と交流できる機会がなかったのでとても有意義でした。同じ大学の先輩なので、質問にも丁寧に答えて下さり、技術士の仕事内容や社会でのニーズの高さ、責任感の重さを実感しました。また、同じ技術士の資格を取ろうと頑張っている他学科の学生とも知り合うことができ、コミュニケーションを深められたのもよかったと思います」と話していました。

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