電気電子工学科1年次生を対象にキャリア教育講演会を開きました

工学部電気電子工学科では5月2日に湘南キャンパスで、1年次生を対象にしたキャリア教育講演会「~充実した大学生活を送るために~ これからの大学生活を考える」を実施しました。入学直後の早い段階で学生自身が将来像を考える機会を設け、学修へのモチベーションアップにつなげようと基礎科目「電気電子工学通論」の講義の一環として開いたものです。

当日は、株式会社リクルートキャリアの熊谷信裕氏が講演。グループで「どこの国に行きたいか?」について理由を含めて話し合った結果を踏まえて、「人は知らない国には行こうと思えないもの。行きたい場所、やりたいことを増やすためには、知っていることを増やすことがなによりも大切になります」と語りかけました。その後、「大学では、知識やスキル、専門技術を身につけることが社会に通用するためには重要になります。また、自ら進んで学ぶ姿勢を持つことが自立につながります」とアドバイスしました。さらに、「キャリア形成のためには、目標に向かって計画的に歩んでいく『山登り型』の経験と、目の前に与えられたものに全力で取り組む『いかだくだり型』の両方の経験を積むよう心がけてください。さまざまな機会を生かして自分自身の可能性を広げてほしい」と語りかけました。

最後には、「アミューズメント施設でアルバイトをする場合、どんな仕事をしたいか」を考え、グループワークで「架空の仕事の改善点」を話し合った学生たち。「まだまだ知識も不足しており、進路も明確になっていませんが、自分の得意なことや好きなことについて自分なりに考える必要があると感じました」「最後のグループワークでは、今やっているアルバイトを基準に選びましたが、先生の話を聞いた上で考えてみると、好きなことと得意なことは違い、もっと自己分析が必要だと感じました。自分が他人に対して、得意だといえることを在学中につくろうと思いました」と話していました。

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