マイクロ・ナノ研究開発センターのガネシュ・クマール・マニ研究員が精密工学会のベストプレゼンテーション賞を受賞しました

マイクロ・ナノ研究開発センターのガネシュ・クマール・マニ研究員がこのほど、精密工学会の2016年度精密工学会秋季大会学術講演会のベストプレゼンテーション賞を受賞しました。この賞は、同学会での発表者のなかから優れた内容の研究発表を行った35歳以下の若手研究者に贈られるものです。

ガネシュ研究員は、「Design and Fabrication of Single-Cell pH and Temperature Sensors on Minimally Invasive Microneedles」をテーマに、同センターの槌谷和義教授(工学部精密工学科)と共同で糖尿病患者向けに無痛で費用対効果の高いグルコースセンサーの開発を目指す研究を行っています。受賞を受け、「賞をくださった学会の理事会の皆さま、槌谷教授をはじめマイクロ・ナノ研究開発センターのすべての関係者に感謝しています。東海大学は私のような若手研究者に優れた施設と、母国・インドと私自身の健全な発展のための援助をくださいました。こうした環境を提供してくれる東海大学への入学を、友人や親類に勧めたいと思っています。今後も自分のスキルを向上させ、本センターの研究に長く携わるとともに、可能であれば東海大学で教鞭をとりたい。そして近い将来、インドと日本の共同研究を手がけたいと思っています」と話しています。

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