電気電子工学科が「海外留学・国際交流」に関する特別講義を行いました

工学部電気電子工学科では7月11日に湘南キャンパスで、1年次生を対象とした教養科目「電気電子工学通論」の一環で「海外留学・国際交流」に関する特別講義を行いました。この科目は、専門分野を初めて学ぶ学生を対象に、電気電子にかかわる技術の幅広さを知り、電気機械、電気通信、電気機器などについて現状と近未来の展開を学ぶものです。今回の講義は将来的に自らの技術を生かし、海外で活躍する道が開かれていることを実感してもらおうと企画しました。

当日は、工学部航空宇宙学科の卒業生で、本学情報教育センター非常勤講師も務める堀澤早霧氏(カルフォルニア大学バークレー校研究員)が講義し、学生約150名が出席しました。自身のアメリカでの経験をもとに、アメリカと日本の違いのおもしろさについて語りました。渡米後に勤務したテキサス大学オースティン校や現在務めているカルフォルニア大学バークレー校の周辺地域の街並み、キャンパス、研究室の様子を紹介。「カルチャーショック疑似体験」と題して、「自分の価値観を見直す」とはどういうことかを語りました。その上で、「海外に飛び出し、さまざまな文化の人たちと交流することで自分の価値観に気付くことができる.これができると苦しい時には楽になれるし、楽しい時にはさらに豊かになれると思います。東海大学には44もの国から留学生が約900名も来ており、Global AGORAやInternational Cafeなどさまざまな言語、文化、思想に触れる機会や場所があります。そうした施設をぜひ活用して学内でも国際交流を楽しんでほしい」と締めくくりました。

学生たちからは、「生活者の視点から感じたことを聞いたり写真を見たりするのは驚くことも多かった。高校時に台湾に行っていたことがあったので、自分の経験に共感する部分がありました」「今後より多くの国の人々とかかわってみたいと思いました」といった感想が上がりました。

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