卒業生らをゲストに招いて光・画像工学科の「卒業研究1発表会」を開催しました

工学部光・画像工学科では、8月4日に4年次生による「卒業研究1発表会」を開催しました。本学科の4年次生は必修科目「卒業研究1」と「卒業研究2」を通して、1年間かけて大学での学びの集大成である卒業研究に取り組みます。この発表会は、春セメスターで取り組んだ成果を発表し、秋セメスターでの研究に向けた課題や今後の方向性を学生自身が見出す機会として毎年実施しています。学生がより幅広い視点からのアドバイスを受けられるように、本学科の教員だけでなく他学科の教員や企業研究者、卒業生をゲストに招いて実施しています。

学生たちは、午前中に口頭発表を、午後にポスターセッション形式で発表します。口頭発表では3分の持ち時間で、研究の背景や実験の成果、今後の課題を報告しました。その後のポスターセッションは2グループに分かれて実施。ポスター会場を教員や卒業生、学生自身が回り、ポスターを展示した学生たちが準備した資料やサンプルを見せながら一生懸命に説明します。一通りの説明と議論が終わった後には、もらったコメントを今後の研究に生かそうとノートに書きこむ姿も多くみられました。

学生たちは、「在学中に学会発表のような雰囲気を味わうことができてとても勉強になりました。資料をわかりやすくまとめて説明するといったスキルは社会人になってからも重要になると思うので、こうした機会があるととても助かります」、「自分が頑張ってきたことに先生や卒業生の方が興味を持ってくれたことがなによりうれしい。社会人と先生それぞれに視点が違うことも分かったし、今後の研究にむけて励みにもなりました」と話していました。

なお当日は、大学院工学研究科電気電子工学専攻の「修士論文研究報告会」も同時開催されました。

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