「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」に卒業生の藤田選手が出場します

10月24日にさいたま新都心周辺の特設コースで開催される自転車ロードレース「J:COM presents 2015ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」に、障がい者自転車競技(パラサイクリング)の選手で本学卒業生の藤田征樹選手(大学院工学研究科2008年度修了・日立建機株式会社)が個人タイムトライアルレースに出場します。世界最高峰のサイクルロードレース「ツール・ド・フランス」の名を冠したこのイベントには、2015 ツール・ド・フランスで総合優勝を果たし、山岳賞も獲得したクリス・フルーム選手(イギリス)らスーパースターが集結し、熱戦を繰り広げます。藤田選手は大学2年次生の時に両足のひざから下を切断する大事故に遭いましたが、東海大のトライアスロンチームに所属し、リハビリと義足の改良を重ねて2008年の北京パラリンピック、12年のロンドンパラリンピックの自転車競技でメダルを獲得。その後も各大会で活躍しています。

大会に先駆けて9月24日にラフレさいたまで行われた記者会見には、清水勇人さいたま市長や上田清司埼玉県知事とともに、藤田選手も出席しました。今大会では、主要な国際大会王者は他選手と違うジャージで走ります。7月29日から8月2日まで行われた「UCIパラサイクリングロード世界選手権」のC3男子ロードレースで優勝を果たした藤田選手は、レースに着用予定である世界選手権王者のジャージを身にまとい壇上に上がりました。ツール・ド・フランスにパラサイクリングのカテゴリが入るのは今大会が初めてで、藤田選手は、「パラサイクリングをこの大会に採用していただいたことを、パラ選手を代表してお礼を申し上げます。ありがとうございます」とまず感謝の気持ちを話しました。2020年に東京パラリンピックの開催が決まったことも受けて、「障害者スポーツに注目が集まっていると思います。レベルの高いサイクリング競技なので、ぜひ見ていただきたい」と語りました。

「今はリオデジャネイロパラリンピックの出場のかかっている重要な時期です。世界選手権で優勝することができ、自分にとって8月は大きなステップでした。しかし、国内選手はまだまだ横一線状態だと思っています。油断はできません」と表情を引き締めた藤田選手。今大会に向けては、「基本的にアウェイの雰囲気の中で走るレースがほとんどなので、日本のみなさんの前で走るのは楽しみです。パラリンピック出場にチャンスをつなげていきたい」と1カ月後を見据えました。

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