電気電子工学科主催の「進学・就職ガイダンス」を実施しました

工学部電気電子工学科では10月28日に湘南キャンパスで、3年次生と大学院1年次生を対象にした「進学・就職ガイダンス」を開きました。本学科では、就職支援担当の職員を置き、教員が学生との個人面談を定期的に開いてアドバイスするとともに、業界勉強会を随時開くなど進路選択の支援を積極的に行っています。今回のイベントはその一環で開いたもので、約200名が受講しました。

講座ではまずキャリア就職センターの職員が、全学生に提出が義務づけられている「登録カード」の書き方や、就職支援イベントの概要を説明。その後、本学科の就職支援担当職員が、就職希望者と大学院進学希望者のスケジュールや採用活動の現状を解説しました。その上で、「指導教員や就職担当のスタッフと緊密にコミュニケーションを取り、学科の就職支援室やキャンパスライフエンジンを活用してください。人間には、行動の中で成功する方向に向かって頭を働かせ、判断する能力が備わっています。そのことを忘れず、悩んだらまず行動してください」と語りました。

その後、4年次生の東次呂久睦さんと大学院工学研究科電気電子システム工学専攻2年次生の上野雄太郎さんが、就職活動の体験談と大学院生の生活をそれぞれ紹介しました。東次呂久さんは、キャリア就職センターが提供している「キャリア支援ナビ」や付属図書館のデータベース、学内合同説明会を使って企業の情報を収集し、就職活動を成功させたことを説明。「『敵を知り、己を知れば百戦してあやうからず』という言葉がある通り、就活ではとにかく情報が大切です。学内で発信されている情報を積極的に活用してください」とアドバイスしました。また上野さんは、進学を決めた理由や学部の研究との違いについて、「社会に出る前に純粋に本格的な研究をする経験を積みたいと大学院に進みました。学部生では、研究を体験するという側面が強いのですが、大学院では高度な実験機器を使いながら実際の社会で役立つ研究に取り組むことになります。ここでしかできない経験を積めるので、悩んでいる人はぜひ進学を考えてほしい」と話しました。

参加した学生からは、「大学院への進学を考えているので、具体的なスケジュールや先輩のアドバイスを聞けてとても参考になりました」「自分にあった就職先を選ぶ方法を学び、就職活動を成功させるためにはすぐにでも動かなければならないこともわかりました。さっそく、学科の就職支援室を訪問したい」との感想が聞かれました。

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