臨床工学技師国家試験の直前対策講座を開いています

工学部医用生体工学科では、2月上旬から下旬にかけて臨床工学技士国家試験に向けた自主ゼミナールを実施しました。3月6日に行われる試験を前に、これまで学んできた知識を再確認する機会として、各教員がテーマを設定して毎年この時期に開いているものです。学生たちは自分の苦手なテーマなどを選んで受講しています。本学科では、このほかにも学生に専門知識の習熟度を測る第2種ME技術実力検定の取得を推奨し、通常のカリキュラムの中で国家試験対策の授業を開講。これらの取り組みにより、昨年度は全国平均の83%を大きく上回る約95%の学生が国家試験に合格しています。

2月17日に行った大島浩教授による自主ゼミナールは4年次生9名が受講しました。過去問題を順番に取り上げながら、人工心肺やレーザー治療機器、画像診断などについて解説し、出題されやすい関連するキーワードや専門知識を、質問を交えながら説明。最終段階に向けた効率的な勉強法もアドバイスしました。

授業中は、懸命にメモを取りながら授業を受けていた学生たち。「自宅でやるよりも学校で仲間と一緒に意見を話し合いながら勉強したほうが効率がよいと思い受講しました。過去問題を使いながらわかりやすく説明してくれるので理解が深まります」「先生方は国家資格を持っており、模擬試験の作成にもかかわった実績もある方々なので、とても心強い。専門知識をより深く理解することにもつながっています。試験日までしっかり勉強して合格を勝ち取りたい」と話しています。

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