生命化学科の卒業研究発表会を開きました

工学部生命化学科では2月23日、25日に湘南キャンパス17号館のネクサスホールで、「2015年度秋学期 生命化学科・卒業研究発表会」を開きました。本学科では、在学中により高度な研究を経験できるよう、3年次生から「卒業研究」を履修できるカリキュラムを組んでおり、セメスターごとに発表会を開いています。今回は、3年次生61名と4年次生40名が研究成果を報告し、大学院生や本学科の教員、共同研究に取り組んでいる他学部の教員のほか、すでに研究室の配属先が決まっている2年次生も参加しました。
最初に中田宗宏教授が「実験や研究を積み重ねた1年間の成果を発表するには短い時間ですが、活発な討論を行って研究を深めてください」と開会のあいさつを述べました。4年次生は順次、パワーポイントを提示しながら口頭で卒業研究を発表後、研究の目的や実験データの整合性などについて、教員との間で活発な質疑応答を交わしました。また、3年次生はポスターセッション形式で発表し、教員や学生らとそれぞれの研究成果や今後の計画について意見を交換しました。
発表に参加した学生(4年次生)は、「昨年度のポスター発表では、異なる分野からさまざまな質問があり、自分の研究について深く考え直す機会となりました。口頭発表は緊張しましたが、質問を想定していたのであわてずに答えられました」「自分では理解しているつもりのことでも、初めて図解を見る人にもわかるような表現に苦労しました」「課外活動で学んできたので、思い切って英語で発表しました。専門用語の使い方など、先生に相談するなど気を使いましたが、今後プレゼンをするために大いに役立つ経験ができました」と成果を語りました。

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