健康科学部がFD研修会を開催しました

2016年09月15日

健康科学部では9月1日に伊勢原キャンパスで、今年度の第1回となるFD研修会を開催しました。この研修会は、より効果的な授業方法を研究し、教育力の向上を図ることを目的として、本学部FD委員会が定期的に開催しているものです。今回は、看護学教育研究共同利用拠点として文部科学省の認定を受けている千葉大学大学院看護学研究科附属看護実践研究指導センター特任准教授の吉田澄惠氏が、「講義科目の展開における自主的学習を促す仕掛け」をテーマに講演し、本学部の教員ら約20名が参加しました。

吉田氏は、「講義による教授法の長所」や「よりよいティーチングのための7つの原理」など、教授法に関するさまざまな知見について解説。「教師が自分の経験や熱意、考え方を巧みに伝えれば、学生を動機づけ、鼓舞することができる」という考え方に注目し、「教師が熱意を伝えるのに、講義に勝るものはない」と強調しました。また、学生に興味を持って学んでもらうために自らが行った授業の工夫とその結果を紹介。これを受けて参加者が、授業のアイデアについてグループ討議を行いました。最後に吉田氏は、「アクティブラーニングなどの新しい教授・学習法を取り入れる一方、ティーチングの基本である講義の大切さを見直す必要があるのではないか」と指摘。「学問や研究の面白さやそれに対する情熱を、講義という手法でどのように学生に伝えていくかを一人ひとりが工夫することが大切。授業方法を公開して分析し合うなどの授業に関する研究も、教育の質を向上させるために大変重要だと思います」と語りました。

本研修会を企画・実施した看護学科の岡部明子准教授は、「看護や社会福祉分野の専門職は、就職してからも自ら学び続けることが求められます。そのためにも、学生たちに自己学習を促していく必要があると考えています」と今回のテーマの趣旨を説明。「本研修で学んだことを生かし、今後も学生が主体的に学習に取り組めるような教授法について探求していきたい」と話していました。

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