健康科学部と大学院健康科学研究科がPA型教育をテーマにFD研究会を開催しました

2017年10月27日

健康科学部と大学院健康科学研究科では9月20日に伊勢原キャンパスで、「創造性を生み出すパブリックアチーブメント(PA)型教育」をテーマにFD研究会を開催しました。本学では、学生が地域社会やグローバルな課題を解決することで市民性を獲得していくPA型教育の導入を推進しています。本研究会は、学生の主体的学習を促し、研究テーマを掘り下げる能力を育てるために有効なPA型教育の実践について考えようと、学部と大学院のFD委員会が開いたものです。当日は、社会福祉学科の市川享子講師が話題を提供し、FD委員の司会でグループディスカッションを実施。教員約30名が参加しました。

はじめに西村昌記研究科長が、「PA型教育は、学生の社会への関心を高め、学習意欲を向上させるために重要と考えています。ぜひ意有意義な研究会にしてください」とあいさつ。続いてFD委員の菅野和恵准教授が今回の研究会の目的を説明しました。

市川講師は、「創造性を生み出すパブリックアチーブメントの役割」と題して講演。社会貢献活動と教育を連携させたサービス・ラーニングやシチズンシップを育むPA型教育が求められている背景や意義について説明しました。また、前任校で、岩手県大槌町における東日本大震災復興支援活動に長期にわたって取り組んだ結果、学生たちには学習意欲の向上や大学の授業への関心の高まりが認められ、地域の中学生には大学で学ぶことへの関心が高まるといった成果があったことを紹介。「社会が変化し、知の生成や学習・教育パラダイムが転換しつつある中、大学には研究と教育だけでなく、社会に参画して課題を解決するという新たな役割が求められています。サービス・ラーニングやPA型教育によって、大学と学生、地域が相互に学び合える教育を実現できればと考えています」と語りました。

終了後は、菅野准教授の司会でグループディスカッションを実施。サービス・ラーニングやPA型教育の視点、方法を、それぞれの担当科目にどのように取り入れられるかについて意見を交わし、各グループの代表者が結果を発表しました。最後に沓澤智子学部長が、「PA型教育の実践について具体的に考える機会になりました。今後も学生の主体的学習を促すためのより効果的な教育について考えていきましょう」と語りました。

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