大学院健康科学研究科看護学専攻が「修士論文発表会」を実施しました

2017年02月21日

大学院健康科学研究科看護学専攻では2月16日に伊勢原キャンパスで、「2016年度修士論文発表会」を実施しました。本専攻では、高度な看護の専門知識や実践能力、研究能力を合わせ持つ看護職者を育成するため、10分野の研究領域を設けています。当日は、「基礎看護学」「家族看護学」「産業・地域保健看護学」「成人看護学(クリティカルケア看護)」「成人看護学(がん看護)」の領域に関する研究成果を2年次生8名が発表。学内外の大学院生や教員ら多数が参加し、活発な質疑応答や意見交換を行いました。

開会にあたり、本専攻主任の錦戸典子教授が登壇。「皆さんが心血を注いだ研究成果を発表する日となりました。こうした機会は、プレゼンテーション能力はもとより、意見を述べ合うといったアカデミックスキルを育成する場でもあります。ぜひ有意義な会にしてください」とあいさつしました。

「足底穿刺を受ける新生児への搾母乳を併用した非栄養的球啜の鎮痛効果」をテーマに発表した遠山貴史さん(基礎看護学領域)は、穿刺された新生児が泣きやむまでの時間などを比較することで、搾母乳とおしゃぶりを併用した場合の鎮痛効果を検証。「看護師として働きながら研究論文を執筆した日々は、忙しいけれど充実していました。2年間を通じて、『研究とは何か』をしっかりと理解することができました」と振り返っていました。また、「膵がんで治験を受けた患者の配偶者のストレス対処に関する事例研究」について発表した藤井真樹さん(家族看護学領域)は、膵がん患者の配偶者にインタビューして心の動きを分析。「指導してくださった先生方に感謝しています。研究の成果を難治性がんの患者や家族のケアに生かしたい」と語っていました。

最後に研究科長の西村昌記教授が、「2年間、修士論文の作成に取り組んだ努力に敬意を表します。皆さんの論文は看護学を発展させる素材をたくさん含んでいると思います。今後もさらに研究活動に励んでください」とエールを送りました。

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