卒業生の小口偉さんが美術展「第81回新制作展」で「新作家賞」を受賞しました

2017年10月07日

大学院芸術学研究科造型芸術専攻を2004年度に修了した小口偉さんが、9月20日から10月2日まで東京・国立新美術館で開催された「第81回新制作展」で彫刻部門に入選するとともに、20日に行われた授賞式で「新作家賞」を受賞しました。

毎年行われている同美術展は美術団体「新制作協会」が主催し、日本を代表する美術家を数多く輩出してきた公募展です。絵画、彫刻、スペースデザインの3部門からなり、会員の投票によって入選作が決定され、その中から「協会賞」と「新作家賞」が選ばれます。15年に続いて2度目の新作家賞受賞となった小口さんのタイトルは「ridge2」。山の尾根や山の背を意味するこの作品は、クスノキを使った横3m、高さ1m50cm、奥行き1m75cmの大作で、「昨年制作した『ridge』を進化させ、木でできる、単純な形態の組み合わせで空間に訴えかける作品を作ろうと考えました。新作家賞の受賞はうれしかったですが、取らなくてはいけない賞だと思っていたので、ほっとした気持ちです」と振り返りました。

現在は、保育者の養成学校で講師をしながら作品制作を続けており、「現在の活動の基礎となっているのは大学で学んだ彫刻観だと思います。これからも木を使った制作を続け、いままでやったことのない技術や形に挑戦したい」と意気込みを語っています。

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