「東海大学大学院芸術学研究科音響芸術専攻生による学内演奏会」を開催しました

大学院芸術学研究科音響芸術専攻では、6月28日に湘南キャンパス10号館3階のスタジオ・ソナーレで「東海大学大学院芸術学研究科音響芸術専攻生による学内演奏会」を開催しました。プロの音楽家を目指す大学院生が出演し、年に2回ほど行っているもので、今回は本専攻1年次生の大塚耕祐さんがピアノを演奏。ヴァイオリンの背古菜々美さん(教養学部芸術学科音楽学課程4年次生)が賛助として参加しました。ピアノ独奏3曲、ヴァイオリン・ピアノデュオ2曲を披露し、地域住民や学生、教職員ら約40名が演奏を楽しみました。

大塚さんが演奏会を開くのは大学院生になってから今回が初めてで、3部構成のプログラムは音響芸術専攻の教員らからアドバイスを受けて考案。観客を飽きさせないために1部と3部はピアノ独奏、2部にはヴァイオリン・ピアノデュオを組み込むなど工夫を凝らしました。プログラム終了後は拍手が鳴り止まず、再び舞台に登場した大塚さんは、「今日の演奏はつたない部分もありましたが、最後まで聴いてくださりありがとうございました。最後にアンコールでもう1曲演奏して終わります」とあいさつ。背古さんとともにモンティ作曲「チャルダッシュ」を披露し、演奏会を締めくくりました。

大塚さんは、「舞台で演奏することはとても勉強になります。今回はデュオもあったので独奏にはない楽しさも感じることができました。今しかできない若々しさのある演奏を届けられたと思います」と話しました。

【プログラム】
<1部 ピアノ独奏>
練習曲 作品25-1/ショパン作曲
バラード第3番 作品47/ショパン作曲
<2部 ヴァイオリン・ピアノデュオ>
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第5番「春」作品24/ベートーヴェン作曲
<3部 ピアノ独奏>
喜びの島/ドビュッシー作曲
<アンコール ヴァイオリン・ピアノデュオ>
チャルダッシュ/モンティ作曲

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