教養学部公開講座「地域創生とシティプロモーション」を開催しました

教養学部では11月14日に湘南キャンパスで、教養学部公開講座「地域創生とシティプロモーション」を開催しました。本学部の授業「人間学2(湘南地域ブランド創造プロジェクト)」と、現代教養センターの授業「プロジェクト実践B」を履修している学生が、来年1月にキャンパスのある平塚市の落合克宏市長に対して「湘南平の魅力アップ」と来街人口増加のためのアイデアを提案する催し「市長と語ろう!ほっとミーティング」に向けて実施したもの。当日は、読売広告社総合ソリューション局シニアプランナーの中村賢昭氏を講師に招き、学生や教員約30名が参加しました。

主にプロモーションやPRを軸とした統合的な企画・制作に取り組んでいる中村氏は、平塚市の自治体や商業施設、住宅、電機、菓子、製薬メーカーなどをクライアントとし、展望台からの景色が楽しめ観光スポットとして知られる「湘南平」の活性化にも協力しています。中村氏は、「2010年6月に国の成長戦略の一つとして『観光立国・地域活性化』戦略が掲げられたことで、自治体によるシティプロモーションやPR動画などが増えましたが、地域の魅力や地元の感情は置き去りで、一過性の話題にしかならない事例を多く見かけます。まずは市民に『この街に住んでいてよかった』と愛着や誇りを持ってもらうことが大切です」と語りました。

続いて、自身が手掛けてきた青森県や長野県、茨城県、神奈川県のシティプロモーション事例を紹介。平塚市でも「手をつなぎたくなる街 湘南ひらつか」というスローガンを決め、地元出身のアーティスト・小野ルイーゼさんを起用してフォトスポットを制作し、スマートフォンアプリ「インスタグラム」を使ってスローガンにあった写真の募集・投稿、さらにPR動画『#hiratsukagood』を制作するなど幅広く展開してきた活動について説明しました。「シティプロモーションを手掛けるうえで、この街にはどんな人がいてキーマンは誰なのかを探す『Community』、その街に根差しその街らしさをつくる『Culture』、コミュニティーや文化とともに新しい魅力や価値をつくる『Collaborate』、つくって終わりではなく街に残り愛され続けることを目指す『Continue』の“4つのC”を大切にしています。みなさんも湘南平の魅力アップに向けたアイデアを考えるうえで、このポイントを頭の片隅に置いておくと、よりその街のためになる内容にできると思います」とエールを送りました。最後は本学部の池村明生教授も交えて質疑応答を行い、活発な意見が交わされました。

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