高輪キャンパスでレポート・論文についての講演会を初開催しました

高輪キャンパスで9月24日、大学院情報通信学研究科と情報通信学部の学生を対象とした講演会「レポート・論文における引用と”コピペ”のルール」を初め て開催しました。学術論文などを作成する際にインターネット上のサイトなどから必要な資料や情報を”コピー・アンド・ペースト”することによって起こる問 題について、法律の観点からより深く学んでもらおうと実施したものです。当日は弁護士の福井健策氏を講師に招き、学生、教職員ら合わせて97名が聴講しま した。

福井氏はこれまで”コピペ”によって起きたさまざまな事件の判例を紹介し、引用とコピーの注意点について解説。「インターネット上の文章をそのままコピー し、あたかも自分のものとして外部に発表する問題が近年多発しています。引用元をしっかりと明記するなど、著作権について必ず配慮しなくてはなりません」 と語りました。終了後、参加者から「英文を翻訳したものを使用する場合、どこまで引用元を明記するべきか」といった質問が出るなど、学生たちは熱心に耳を かたむけていました。

高輪キャンパスでレポート・論文についての講演会を初開催しました